はじめて飼う方へ

まず最初に動物病院で健康診断を受けましょう。野良犬・野良猫を拾っ合はもちろんですが、ペットショップやブリーダーから購入した場合も必ず連れていって下さい。購入後に感染症や遺伝性の疾患が見つかることもあります。 病気でない場合も、予防のためのワクチン接種が必要です。ワクチンの種類によりますが、犬の場合は生後6週齢頃から、猫の場合は生後2ヶ月頃から可能です。獣医師と相談しながら、できるだけ早い内から健康管理をしましょう。

体を触ることで、病気や怪我の早期発見につながります。無理に触るとストレスを与えてしまいますので、小さい頃からこまめにスキンシップをとり、触れ合いを大切にしましょう。 猫の場合、かまってほしい時に側に来てくれますので、邪険にせずなでてあげながら、何か変わったところがないかチェックしましょう。猫は長時間なでられるのを嫌う子が多いので、「もうやめて」というメッセージがあったらすぐに止めましょう。

新しい環境に慣れてもらうためにも、最初のしつけが肝心です。特に犬も猫も、トイレは初日からしっかり教えましょう。いつまでも間違った場所でしてしまうのは、衛生的にも良くありません。 また、飼い主との関係が良好でないと、ペットも飼い主もストレスを受けてしまいます。ストレスは病気の原因になりやすいですし、せっかくの楽しいペットライフが辛いものになってしまいます。 犬の場合は主従関係を大切にしますので、飼い主が下に見られないよう、しっかりとしつけることが大切です。

当院では、子犬と飼い主さまを対象に、しつけ教室を開催していますので、ぜひお気軽にご参加下さい。

って何?


生後5カ月未満のワンちゃんを対象とした「子犬のしつけ教室」です。子犬の教育は生後5カ月までが最も重要と言われています。
当院のパピークラスでは、主に子犬の社会化・ハンドリング問題行動(トイレのしつけ・甘咬みなど)の予防と対処法等を重点に置き、
他の犬や家族以外の人と楽しくふれあい、「ほめてしつけるトレーニング」によって良い信頼関係を築いていくクラスです。
動物病院のパピークラスに通うことで、子犬は動物病院に慣れ、診察時にストレスがかかりにくくなります。
子犬である時間はあっという間に過ぎてしまいますからできるだけ早くパピークラスに参加されることをおすすめします。

社会化ってなに?


子犬には社会化期(生後3週齢~16週齢頃)という重要な時期に、さまざまなものにならすのにとっても適しており、人の世界で出会う色々なものや人、同種動物である犬と楽しく触れ合うことで慣らしていき、同時に日常に起こりうる様々な刺激(環境や音など)に、過剰に反応を起こさないようにしてあげることです。

ハンドリングってなに?


ワンちゃんの日常のケア、健康管理に必要な、体中を触る・足拭き・ブラッシングなどのケアを快く受け入れてくれるようにすることです。
そのためには、練習が必要です。体を自由に触らせてくれるようにしましょう。

信頼関係を築くには?


最初にすることは、叱る必要がない環境づくりです。
犬に単調な生活を強いるのではなく、豊かな環境と充分なエネルギー発散の機会を与え、さらに、正しい行動を褒め、犬にしてほしいことを教えてあげてください。
このようにして、きちんとした信頼関係を結んだ上であれば、叱ることによって犬が人間不信に陥ったり、飼い主との関係が悪くなるという副作用も起こしにくくなるでしょう。


パピーケアスタッフ


私達がおすすめするしつけは、「ほめてしつけるトレーニング」です。ほめることで飼い主さんも、ワンちゃんも幸せな気持ちでトレーニングでき、信頼関係も築くことができます。私自身もこのしつけ方に出会い、私も愛犬もとてもハッピーです。ワンちゃんを新しく迎えた方には是非知ってもらいたい内容ばかりです。お気軽にご相談ください。


当院では子犬を対象としたパピークラスを行っています。飼い主さんとワンちゃんが、共に暮らしていく上で必要なルールを、遊びを使ったトレーニングで楽しみながら勉強されています。飼い主さんとワンちゃんがさらに幸せな一生を過ごせるお手伝いができたら嬉しいです。